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ベーシストあるある その6 「おかたずけ」   (2015/06/30)

以前、Facebookで投稿した「ベーシストあるある」をブログにして再度掲載してみました。
アホなこと書いてますが。よろしくお願いします




ベーシストあるある その6 「おかたずけ」

 
ライブやリハーサルが終わると片付けをして撤収をするのだが、コントラバスはデカいが故に結構面倒なのだ。
 
ただドラムなど明らかに部品点数が多い楽器は、誰が見ても時間がかかるのである程度許されるのであるが、その点、コントラバスはデカいので取り回しが悪いのは理解されるが「そんなにまで手間はかからんだろう」てな風に見られる。
 
 
【貸しスタジオ】
 
次の時間帯に予約しているバンドが待っているので、少なくとも5分前には片付けてスタジオを出るのはマナーであり当たり前のことであるのは言うまでもない。
 
リハーサルのラスト時間が近づき最後の1曲で、あれだけ「コントラバスの片付けは他の楽器より時間がかかるから10分前には終わってくれ」と言っておいたのに、アンサンブルや曲構成の確認が目的のリハにもかかわらず、管楽器の奴等なんかはライブ本番さながらに、アドリブソロを何コーラスもやりやがって、曲が終わったのが5分前。
 
譜面だけのピアノ、ケースにパッと入れたら終わる管楽器やギター、ドラムは備え付けのセットがあるからスティックとせいぜいスネアのみ。
 
コントラバスは、一旦、
 
①楽器を寝かせて隅に置いてあったケースを片手で取り、
②空いた方の手で寝かせた楽器を再度立てて、
③上からケースをかぶせてチャックを閉め、
④横ベルトを閉めて固定させ、
⑤弓を使ったら弓ケースに入れた後、
⑥その弓ケースを楽器本体のケースの長細い弓入れポケットに差し込んでホックを閉め、
⑦その他、楽譜・シールド類をバッグに入れ、
⑧アンプのつまみを0ないしはミドルに直し(これはマナーで、やっていないことが多い)、
ベースのケースを担ぎバッグを持って、
 
やっとスタジオを出られるのである。
 
だが、時間ぎりぎりの時は、そんな手順をふんではおれないから、とにかく裸のまま、楽器やケースや譜面やシールドや弓や楽器ケースや弓ケースを、とにかくスタジオの外に出した後、待合室でその作業を行う。
 
まあ大概は他のメンバーが手伝ってはくれるが、楽器本体は自分で運ぶ。
 
その時、慌てて楽器の頭や胴体の下部を、ドアのところでゴッツンとぶつけることが多い。
ライブでコントラバスを見て楽器のその部分に傷がついているのは、そういう状況がこのベーシストは過去にあったのだと哀れんで欲しい。
 
その間、次の予約のロックバンドの若い連中が奇異な白い目で睨んでいる。
 
たま~~に、スタジオのオッサンは「大変ですな~~」とか言ってくれてはいるが半分目が笑っている。
 
 
【ジャズストリート】
 
会場に行くときは1台の車に乗りあわせてワイワイ行くが、ライブが終わるとベースとドラム以外は「ちょっと他の店にも顔出してくるは。知り合いも出てるし」とか言って酒を飲みに行ってしまう。
 
ベーシストとドラマーはみんなが去った後、次のバンドのセッティングもあるので黙々と撤収作業を行う。
 
この時、ベーシストとドラマーは無言のうちに友情を深める。
 
 
【ライブ終了】
 
他の楽器はもう早々と楽器の撤収は終了し、店のカウンターやバンド席でくつろいで酒をチビリチビリやっている。
 
コントラバスとドラム(店に備え付けのセットが無い時)は、くつろぐ暇も無く黙々と撤収作業を行う。
 
この時にベーシストとドラマーは次に述べるような共通の状況から、やはり友情が深まる。
 
決して演奏中のビート感が合うとかでは無いのである。
 
ピアノやギターや管楽器はこのくつろぎの時間を利用して店で女を口説いているのだであるが、ベースとドラムはそんな余裕はない。
 
という理由から、ピアノやギターや管楽器はバンド外恋愛が多いが、ベースとドラムはバンド内恋愛が多くなるのは仕方がないのである。
 
他の楽器の連中のように多くの出会いはない。
 
出会いがあったとしても、時間ができた時は既にピアノやギターや管楽器のメンバーに先を越されている。
 
大概、相手は女性ボーカルか女性ピアニストであり、家まで車で送って行く事が多く車中で口説くしかない。
 
酒は入っていないから、結果はどうであれ相手も本気と取ってくれている事が多いが、後々、気まずい関係になるとバンド解散危機のリスクも伴う。


嗚呼、哀しいかな縁の下のベーシスト。

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ベーシストあるある その5 「みため(後編)」   (2015/06/28)

以前、Facebookで投稿した「ベーシストあるある」をブログにして再度掲載してみました。
アホなこと書いてますが。よろしくお願いします




ベーシストあるある その5 「みため(後編)」

しかし、楽器自体の「みため」ではウッドベースの地位は逆転する。
あくまで楽器自体で音とかプレーヤーの技量や外見とかは関係ない。

その楽器の、みための大きさや派手さから、古くなったコントラバスをディスプレーとして店の内外に置いてあるところも多々ある


また、コントラバス自体を見たことがない、間近で見たのは初めて、という人が多い。。
テレビでのクラシック・コンサートでチェロの後ろで並んで弾いているのを見たことがある、という人がほとんどである。



だからライブが終わった後、片付けている時、

客「スゴイな~。すみません。ちょっと触らせてもらっていいですか?」

という人がたまにいる。

Ba「ああ、いいですよ。どうぞ」

とサービスでは言うが、いつ倒されてもいいように身構えている。



それでもカワユイ女の子が頼んでくるならそれなりに楽しく、

女「どうやって持つんですか? こうやって弾くんですか?」

とか言われて、

Ba「ああ、ここはこうやって。。。」

とか親切に教えていると、


男「お待たせ。あ、触らせてもらってるじゃん!」

トイレに行っていたらしい関東出身の彼氏が戻ってきて、

女「○○クン、こうやって持つんやって(笑)」

男「へ~~、俺もやる!」

持ち主のベーシストはそっちのけで○○クンも楽器を触りだし、二人でじゃれ合う。

Ba『この野郎! お前が触っていいとは言ってない!」


Ba「すみません。車に積み込みもあるんで。。。」

男「もうちょっと!」

Ba「いや、駐車場の時間もありますんで」

渋々、一応、会釈だけはして帰っていったバカップル。



また、老人ホームでの慰問ライブでステージの合間の休憩で、

「うわぅわうわ、今はコントラベースはボンボン・ボンボンだけ弾くだけやないんやね? 運ぶの大変やろ。 疲れるわな。 飴ちゃん、あげるわ。。。」

どうも、ベースのアドリブソロのことを言ってるらしい。

「昔は死んだ爺さんと、あ、旦那な、よう梅田のダンスホールへいったもんや。そこでコントラベースを弾いとったハンサムボーイがいてな。でな。。。」

延々、楽しい昔の浮気話を聞かされ休憩時間終了し、疲れは残ったまま。



スーパーのフードコートでのミニライブの休憩時間で、5歳くらいの女の子と3歳くらいの男の子を連れた若いお母さんが、

姉「お母さん、あれ、大っきなバイオリン!」

母「あれはね、チェロっていうんだよ!」

Ba「いえ、コントラバスです」

母「コントラバス! へ~これがコントラバスですか! 大っきいね~!」

姉「触りたい」

母「ダメダメ。大事な楽器だから」 ← と言いつつ、傷つけたら高くつくからどうしよう、と躊躇しつつこっちを恨めしそうに見ている。

Ba「いいですよ。私が支えていますから(笑)」

母「すみません。ほら、ちょっとだけだよ」

姉「(笑)」

嬉しそうに触る女の子。
これで興味を持ってくれて、将来、世界的な女性ベーシストになってくれたら!

と、微笑ましい場面で、

弟「さわりちゃい」

母「え~?」

よく見ると、下の男の子の手にはアイスクリーム。
しかも溶けて手がペッタペタ!
口の周りもペッタペタ!

母「じゃ、ばっちいから手を拭いて。ちょっと待って」

バッグの中からウエットティッシュを出そうとするお母さん。

Ba『弟まで触っていいとは言ってないんですけど。。。』


姉「○○クン。持っててあげる」

優しい姉の女の子はアイスクリームを弟の手から取り上げる。

お母さんがウェットティッシュを出す直前、男の子はペッタペタの手で楽器のボディーを触りだす。

Ba「あ~~!」

母「あっ! ダメでしょ! まだ触っちゃ!」

Ba『弟まで触っていいとは言ってないんですけど。。。』

母「スミマセン。スミマセン」

弟「ビ~~~~(泣)」

母「スミマセン。スミマセン」

と、お母さんはコントラバスのボディにべったり付いたアイスクリームをよく濡れたウェットティッシュでゴシゴシ拭きだす。
押し付けるから、テッシュの水が垂れてるやんか!

油脂が多いのか拭き取るというより、ただアイスクリームを塗り広げているだけ。
しかも木の楽器に湿気が!

Ba「ああ、もういいです。いいです。後は私がやっておきますから」

母「そうですか。スミマセン。さ、行こ!」

賠償させられると思ったのか、二人の子供を連れて足早に去っていく。



珍しい「みため」派手な楽器ゆえの悲劇。


嗚呼、哀しいかな縁の下のベーシスト。

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ベーシストあるある その4 「みため(前編)」   (2015/06/18)

以前、Facebookで投稿した「ベーシストあるある」をブログにして再度掲載してみました。
アホなこと書いてますが。よろしくお願いします




ベーシストあるある その4 「みため(前編)」

音楽やるにゃ、テクニックや音楽性から人間性などなどがめちゃ大事だが、なんといっても「みため」が大事。
「みため」が良ければ、多少性格が悪くてもモテるのである。

アイドルは言うに及ばす、演歌歌手、フォーク・シンガー、ロッカー(駅に設置してあるのではない)、ジャズ・ミュージシャン、ちんどん屋、舞妓はん、長唄のお師匠さん、坊さんまで、カッコ良くないといけない。

バンドをやる輩に関しては、担当楽器により、世間一般の楽器をやらない人目線の表面的「カッコ良さのカースト」が存在する。
※尚、この「カッコ良さのカースト」とは異性(時には同性)からの「モテ度」と同義語である。


1.ボーカル
2.ギター
3.管楽器

2と3は、ジャズの場合は反転する(場合がある)。

4.その他フロントセクション(バイオリン・バイブ・ハーモニカなど)
5.ピアノ
6.ドラム
7.エレキベース ← ジャコが出てきてからもっと上の順位に急上昇している可能性あり。
8.パーカッション
9.DJ
10.ウッドベース


なんと派手さに欠けもくもくと1小節4つの低音を弾き続けるウッドベースは、パッコンパッコンとスラップ(言い換えんでも日本式にチョッパーでええやん)で派手なパフォーマンスのエレキベースに順位を抜かれたのはもうかなり昔の話。

楽器の多さとステージ上での派手さからパーカッションの下位に甘んじていたのが、最近ではDJなるジャンルも出てきてさらにその下になり最低カーストの地位である。

DJなんて昔のレコードを勝手に手で逆に回してるだけじゃん!←最新状況ではデジカル化された機械ひとつで重たいLPレコード十数枚とプレーヤーを持ち歩かなくてもよくなって楽をしてるらしい。

まあ、DJは普通はジャズバンドにはいないが。。。


この順位は「楽器を始めたいけど、どんな楽器をやろうかな」順位とほぼ同じである。

ウッドベースなど、デカい・重たい・音程を取るのが面倒そう・置き場所に困る・その割にはそこそこ高価・弦も値段がハンパない・見た目だけではモテない、等の条件で最下位!


だいたいベースを始めようとする人間の70%は、中学・高校時代に、

①バンドを組もうとして、金持ちの家の奴はドラムを買ったのでそれはそれで納得していいのだが、やっぱりギターをしたいと思っていたら、先にギターを買いやがった奴がいる。

②クラスの友人がバンドを組んだらしいが、ベースをしたい奴が見つからないとのことで、たまたまそいつの席の後ろの席に座っていたので誰でもよかったらしいが「モテるで~~!」とか騙くらかされて(それまでギターも未経験で聞くほう専門だった。一応、ハードロックとキャンディーズは詳しい。)。

③ギターは6弦でコード押さえるのが難しいし、ベースは4弦で弾く弦も1本だし、簡単だから(と、そこそこギターやってる奴からのいい加減なアドバイス)。

④友人がベースを買ったが結局諦めて「売ったるわ!」と、コンバースのちょっといいスニーカーとナイキのパーカーを買う為に貯めていた小遣いをはたいて無理やり買わされた(結局そいつはボーカルに転向した)。

⑤バーゲンセールの楽器店に冷やかしで入ってみたら、店員に「エレキベース・セット」と称するペラペラの音のベース本体・めちゃ小さいアンプ・短く細いシールド・ビニール製の切れそうなストラップ・やはりビニール製ですぐ破けたケース・「これもおまけで付けちゃいましょう」と言われた売れ残りらしいピンクと緑の縞模様のヘビメタ仕様のピック1個を買わされ、「これも必要ですね」と結局勧められるまま結構高いチューナーも買わされた。

のどれか。


ウッドベースなんてことになれば、

①高校のブラスバンド部でかっこ良くトランペットをやろうと思って入ったが、入部3日目に学校の体育の授業でバスケをやっていたら柔道部の身体だけゴツイ阿呆とぶつかり前歯2本をへし折られ、顧問の先生から「仕方がない。これをやっとけ!」と倉庫の隅で埃をかぶっていたコントラバスを渡される。

②大学の軽音楽部でかっこいいスラップ奏法でフュージョンをやろうと思いジャズ部門に入ったら、もともと人数が足らないウッドベースの先輩から無理やりやらされた。

③スティングに憧れてアップライトベースをやろうと思い、思い切って買ってみたが、自分の部屋のベッドを出さないと入らず、それから床に布団生活(きっかけはスティングでなく、いかりや長介という場合もある)。

④当時付き合っていたキーボード担当の彼女から「コントラバス、カッコイイ~~!」とか言われ渋々買って楽器が家に届いた翌日、その彼女が「ギターの○○クンと付き合うことにした。もう決めたから」と振られる。その後、バンドは解散。

などの理由がほとんどである。


(後編へ続く)

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ベーシストあるある その3 「裏」   (2015/06/16)

以前、Facebookで投稿した「ベーシストあるある」をブログにして再度掲載してみました。
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ベーシストあるある その3 「裏」

ジャズバンドのリズム隊というのはピアノ・ベース・ドラムの3人、それに時にはギターが入った4人を言う。
今回はピアノ・ベース・ドラムの3人の力関係というか三角関係の話。

ピアノトリオのみまたはフロントに管楽器が入ってる場合に限らず、アドリブ・ソロをしていて一人自分自身で天に登ってしまい、回りを聞く耳がどこか飛んでいってしまうことがある。

それでビートが一拍ずれることになり。。。いわゆる「ひっくり返る」「裏になってる」ってやつ。

プロではあまりないがアマチュアでは時々起こる現象。
プロでもあるが(以前、アート・ブレーキーがやっていたのを聞いたことある)、プロはごまかし方(とは言わず修正方法)を心得ている。

管楽器がソロをしていて裏返っているのはまだいい。
音がデカいしピアノもベースもドラムもすぐ修正せざるを得ない。

が、一番たちが悪いのはピアノさんがソロしていてひっくり返った時。
もう『俺が正しいんだ!(実は俺の世界だ!)』とばかり、ベースやドラムを無視してひたすらひっくり返ったままアドリブ。

ベーシストはドラムさんと目を合わせる。

ドラムさんも気が強いので『俺のほうが正しいのだから絶対このままで行く』と。。。

ベーシストは『うわ、修正せんとアカンけど。。。どないしょ!』。

結局、そのままひっくり返ったままでピアノさんアドリブソロ終了。
ということはベースソロに突入。

ピアノさんは相変わらず、ずっと1拍ずれたままベースソロのバッキング。
ドラムさんは『俺のが正しいのだから絶対このままで行く』を続ける。

そういう気が狂いそうな状態でベーシストは自分のアドリブソロをしなければならない。
途中で1小節だけ3拍にしてピアノさんに合わすか、このままピアノの音を無視して日頃御世話になっているドラムさんに合わすか。。。

『しかし、ピアノのやつ、いい加減、気づけよ(怒)』

『ドラム、あんたは正しい! しかし折れてくれ(泣)』

案の定、ずれたままベースソロは終わるが、なんか変な感じになっているのはお客さんも判っていて。。。

『原因はベースソロが何やっているのか解んないから、、、ズレた!』という間違った結論がありありの空気が広がっていくのを感じつつラスト・テーマに行く。

最後のテーマの前に4バースがある場合があるが、ここでもピアノさんとドラムさんの闘いは続き、その間でベースはオロオロ。

管楽器が吹き出したところが正しいことになりズレは収束。
めでたしめでたし。

日和見的ベーシストは気を使いすぎクッタクタである。

嗚呼、哀しいかな縁の下のベーシスト。

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ベーシストあるある その2 「セッション・ホスト」   (2015/06/15)

以前、Facebookで投稿した「ベーシストあるある」をブログにして再度掲載してみました。
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ベーシストあるある その2 「セッション・ホスト」

セッション・ホストはたいていピアノ・ベース・ドラムのピアノ・トリオ。
中にはドラムなしとかピアノがギターだったりとかするが、ベースは必ずいる。

セッションにはいろいろな楽器のミュージシャンが参加し、多い時には数十人なんてときもある。
そういう時に限ってベーシストが来ない。

最初から最後まで一人でしなければならないが、人数が多いと時間内に参加できない人が出るかもしれないので、休憩など無しとかもある。
※↑という事は酒はおろか水さえ飲めない(-_-;)


いろいろな曲をいろいろなミュージシャンが演奏し、やっとラストの曲。

もうこの時点で一人しかいないベーシストはヘロヘロになっている。
体力的なこともあるが、それ以上にこの時間帯では相当モチベーションが下がってきている。


MC「じゃ、ラストだから全員でブルースをしようよ! キーはFで!」

客「はい! わ~~い!」←初心者

客「よっしゃ!」←ベテラン

Ba『はぁ。。。全員か~~~。。。お決まりとはいえ。。。アドリブするのが管とギターとピアノと。。。12人!最低4コーラスするとして×12=48コーラス。。。では済まんだろうな~~(´ε` )』


初心者の人は4コーラスくらいのソロで計算通り終わるけど、元気なベテラン連中は何故かノッてきて一人が数十コーラスするのもいる。
演奏するほうも聞いているほうも楽しげかもしれないが、ベーシストは地獄である。

ピアニストも何故かここに来てノッてきちゃって長いアドリブをする。

それが終わって、順番的にはお決まりのベースソロ。
この時点でラストのブルースが始まってこの人数だから10分から20数分。

Ba『もう、ソロいいから、終わって欲しいのですけど(-_-;)』。

皆の視線がこっち向いてるし。。。
しかたがないので、2コーラスくらいのソロをして終わり。

次はドラムの4バース。
これまた管やギターやピアノが入れ替わり立ち代わり参加してきて長い長い。
でもベースは4小節は休めるから、砂漠のオアシスの時間帯。

Ba『どうせなら好きなだけドラムソロやって!』

ノッてきたドラマーは無制限のソロ突入!

Ba『おお、いいぞ。長いことやってくれ。好きだよドラマーくん♡』

しばしのドラムソロの間、休憩して体力を回復させ、やっとラストのテーマ。

この場合、ブルースだからいいが、普通のスタンダード曲では最後の最後でⅢ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴの付け足し循環をまた延々とする鬼もいて、この場合、ベーシストはパターン化されたベース・ランニングを何種類か繋げながら、半分眠りながら弾いている。

。。。

やっと管がパラパラやりだし曲が終わった。
と思ったら、ピアノが変な1コードのパターンを弾きだし、何故かF一発の16ビートが始まる。
ドラマーがまたノッてきてバンバン叩いてるじゃん(゜∀。)
こっちはウッドだし弾けっていわれれば弾くけど、エレベに持ち替えたいけどそんな暇ないから弾き続ける。

。。。

この後のことはよく覚えていないことが多い。

「その1」でも書いたが、ベーシストは酒を一滴も飲まずシラフであり、他の方々はいい感じの酔い具合である。
いくら演奏しても気持ちがいいのだろうに。

まあ、セッション・ホストですから参加したミュージシャンが気持よく演奏してもらえればいいのだが。


嗚呼、哀しいかな縁の下のベーシスト。

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ベーシストあるある その1 「シラフ」   (2015/06/14)

以前、Facebookで投稿した「ベーシストあるある」をブログにして再度掲載してみました。
アホなこと書いてますが。よろしくお願いします



自分の楽器を弾く場合(たいていそうであるが)、楽器がデカいので車で行くことになる。
当然、飲酒運転の取り締まりは厳しいので酒は飲めない。
他のメンバーは車ではないので店で酒を飲み散らかしええ気分。
ベーシストはシラフ。

ドラムは備え付けの店が多く、ドラマーはせいぜいスネアくらいを持っていくだけなので車でなくてもかまわない。

ライブが終わり家路につくことになるが、たいていベーシスは酒でベロンベロンになった他のメンバーのアッシー君になり各々家まで送り届け、自分の家に着くのは明け方前もざら。
ひどい時には、ベーシスト以外の連中は帰りの車中ではええ気分で熟睡しており、ベーシストは事故無きようにひたすら運転に集中する。

嗚呼、哀しいかな縁の下のベーシスト。

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Author:skywoodbass
気がついたらウッドベースとの生活が35年になりました。

ジャズ、ロック、ラテン、MPB、クラシック・・・

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